【学年別】欧米圏の大学院応募のために、今からやるべきこと

5. 進路や自己啓発系

・欧米圏の世界最高峰レベルの大学院で研究し、博士号を取りたい

・でも、合格に向けてどんな行動をすればいいか分からない

・合格する人はどんな行動をしているんだろう

こういった悩みを抱えた読者さんを想定しています。

本記事では、欧米圏の大学院合格に向けて「今からすべきこと」を各々のケースに即してお話ししたいと思います。

この記事を書いている私は現在、東京大学で物理学者として働いていますが
イギリスのマンチェスター大学大学院に合格した
という実績があります。
(まあ、諸事情ありまして結局マンチェスター大学には行きませんでしたが。)
そんな私が、僭越ながら解説させて頂きます。

なお過去の記事でも、海外の大学院合格に向けての記事を書いております。
合わせてご覧いただけると幸いでございます。

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今からやるべきこと

欧米圏の大学院の入試は、主に書類審査で行われます。
(場合によって、オンラインでの面接もあり)

用意すべき書類は先の記事でも紹介していますのでご参照ください。

今回は、欧米圏の大学院応募に向けた書類をより良いものにするためにやるべきことを紹介します。

学部1〜2年生の場合

結論から言うと
「大学の勉強」と「英語の勉強」を頑張りましょう。

「なんだか、ベタでありきたりなアドバイスだなぁ」と思ったかもしれませんが、それでいいのです。
海外の大学院に受かるには「普通のことをしっかりやればいい」のです!

早い内から大学の勉強を真面目にやれば、成績証明書を充実させられます。
また、1〜2年生の内からTOEFLやIELTSに向けて勉強をやっていれば、当然合格点にも早く到達できますし、後々応募する直前になって英語の勉強に時間を取られなくて済みます。

英語の勉強に時間を取られなければ、研究活動やサークル活動などの「推薦状やPS(自己PR的なもの)を充実させるために必要な行動」に時間を割けます。

また、余裕があればGREの勉強もしてしまいましょう。
私はGREを受けませんでしたが、カナダの大学院に行った知人曰く「応募直前まで勉強をサボったせいで、とにかく邪魔だった」とのこと。

学部3〜4年生の場合

この学年の人の多くは、研究室に配属されると思います。
その場合は「大学の勉強」と「英語の勉強」(または「GREの勉強」)に加えて
研究活動を一生懸命頑張りましょう。

もし研究室に所属していないのならば
志望する研究室の先生と積極的にお話ししたり、海外に行きたいという希望について相談したりしましょう。

この時期に心がけるべきことは「推薦状やPS(自己PR的なもの)を充実させるための準備」です。
この推薦状とPSこそが、大学院合格に向けて重要な書類トップ2なのです。
(特に、教授からの推薦状の良し悪しで、6〜7割方合格が決まります)

教授から良い推薦状を書いてもらうためには、教授に自分のことをよく知ってもらう必要があります。
研究室で研究をしっかり頑張り、ちゃんと成果を出せれば、教授としても推薦しやすくなります。
成果と言っても、この時期に論文を出版することは難しいでしょう(論文を出せれば文句なしですが)。
もっと簡単なところで「学会発表」や「(給付型)奨学金の獲得」などができると良いと思います。
他にも、学会発表での優秀発表賞といった、受賞歴もあれば儲け物ですね。

これらの成果や努力を積み上げられれば、推薦状のみならず、PSに関しても良いものが書けます。
なお、推薦状やPSの書き方については、私の過去の記事を

参考にして頂けると幸いです。

大学院生(修士)の場合 ← 私はこのケースでした

中には、大学院修士課程に入ってから、欧米圏の大学院を目指す人もいるかもしれません。
(私がそうでした。)

この時期にもやるべきことは、学部3〜4年次とほぼ同じです。
研究活動を一生懸命頑張りましょう。

大学院生
大学院生

俺もう、アラサーの院生だし
今更、海外の大学院に行くなんて遅すぎるよ

と嘆く人もいるかもしれません。
(私がそうでした笑)

昔の私に向かって声を大にして言いたいのですが
それは大きな間違いです!!

確かに大学院生から目指すのは、学部1年生などの早い時期から目指していた人に比べて、こなすべきタスクが多いのは確かです。
研究活動も学部の時よりハードになる上に、英語の勉強なども平行して行うのは大変であり、確かに不利になる部分は多いです。

しかし大学院生には、大学院生ならではの戦い方があるのです。
それは

  • 論文出版を狙える
  • 国際学会を通して、海外の研究者とのコネを作りやすい

ということです。
これは、学部生にはできない戦い方です。

学部生よりも純粋に研究の経験値も高いですし、学会に参加する機会も多いでしょう。
このアドバンテージを利用しない手はありません!

学部からやっている研究をさっさと論文にまとめてしまいましょう。
論文出版数が0本と1本とでは、天と地ほどの差があります。
当たり前ですが、海外の大学院の教授は「研究ができる優秀な学生」に来て欲しいと思っています。
自分が研究できることを知ってもらう上で、論文出版はこれ以上ないアピール方法なのです。

学部生と違って、大学院生は国際学会に参加する機会も多いことでしょう。
ここで、自分の研究をアピールしたり、志望先の教授がいたら積極的に質問しに行ったり「とにかく自分という存在を知ってもらう」努力をしましょう。
教授からしたら、初見の人より知っている人の方が雇うイメージが湧きやすく「この人を採用したい」と思うものです。

大学院生だからといって、現状を嘆く必要はありません。
欧米圏の大学院合格の秘訣は、いつの時期でも全く同じです。
それは
今の時期に必要な行動を徹底的にこなすこと
なのです。

海外の大学院留学向けの奨学金も獲得しよう

最後に、もう一つおまけにやっておいた方が良いことを紹介します。
それは「海外の大学院留学向けの(給付型)奨学金獲得」です。
これは、応募する半年〜1年前を目処に、調査を始めると良いでしょう。

欧米圏の大学院では、日本の大学院と違って
学費が免除され給料が支払われます。
そのお金の出所は、大抵は志望先の研究室の予算です。
(たまに、大学の基金だったりもするが。)

ところが、もし志願者が(給付型)奨学金を獲得しており、海外での生活費をその奨学金で賄えるとしたらどうでしょう?
採用する志望先研究室の立場からしたら、その志願者に予算を割く必要がないのです。
つまり、優秀な大学院生を人件費0で雇えるのです。

もし同じくらい優秀な学生が2人志願してきて、片方が奨学金を獲得しており、もう片方が奨学金を獲得していないとしたら、どちらが合格しやすいかは言うまでもないですよね?
当然、前者です。

欧米圏の大学院に合格する上で、奨学金を獲得していれば、優位に立てます。
有名な奨学金といえば

  • 日本学生支援機構 海外留学支援制度(大学院学位取得型)
  • 船井情報科学振興財団 奨学事業 大学院(博士号取得)留学
  • 吉田育英会 派遣留学プログラム

などがあります。

ちなみに私は、奨学金獲得に失敗しました笑
しかし、一応合格は貰えました(1勝7敗でした)。
なので、必須事項ではないものの、奨学金は持っているに越したことはありません。

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まとめ

  • 欧米圏の大学院に受かるには、特別な才能や行動は必要ない。普通のことをしっかりやればいい!(勉強、研究活動、サークルなど)
  • 準備は早いに越したことはないが、学部4年次や修士など、遅い時期だったとしても合格の可能性は十分ある!
  • 今あなたがどの時期だったとしても、合格の秘訣は全く同じ。「今の時期に必要な行動を徹底的にこなす」こと!

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