確定申告に向けて覚えよう!税金の初歩を分かりやすく解説

2. お金一般の話
[mathjax]

・確定申告しなきゃいけないけど、税金の仕組みをよくわかっていない

・「収入」と「所得」の違いも分からない

・国税庁のHPを見たけど、分かりにくい

こういった悩みを持った読者さんを想定しています。

確定申告ってめんどくさい上に、収入・所得・控除とかどう処理したら良いか分かりにくいですよね。
しかも、色々調べようと思って国税庁のホームページを見ても、難しい言葉の羅列で分かりにくい!
(ていうか、わざと分かりにくく作ってるのでは?と思うほどです)

この記事を書いている私は、副業経験が1年ほどであり、既に確定申告(白色)を2回済ませています。
そんな私が、税金の初歩的な考え方を分かりやすく解説します。

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「収入」と「所得」の違い

よく混同されがちなのですが、「収入」と「所得」は別物です。

収入と所得との間では、以下のような関係式が成り立ちます
収入金額(円) ー 所得控除(円) = 所得金額(円)

まぁ、これだけだと分かりにくいですね笑。
突然出てきた「所得控除」ってなんぞやと。

ここで、副業を行う人にとって代表的なものである「給与所得」と「雑所得」を例に取ると少し分かり易いかも知れません。

例1:給与収入・給与所得

図のように、例えば会社から年間300万円の給与収入をもらっている場合を考えます。
この時、300万円から給与所得控除98万円を引いた額
つまり202万円が給与所得になります

この給与所得控除98万円というのは、国税庁のホームページにある表から算出されます。
これを基に計算すると $$300万円(給与収入) \times 0.3 + 8万円 = 98万円(給与所得控除)$$ となります。

例2:雑収入・雑所得

雑収入とは、給与収入・事業収入・利子や配当収入などに当てはまらない収入のことです。
「その他の収入」と覚えると良いと思います。
在宅でWebライターやブログなどの副収入を得た場合、大体はこの雑収入に該当します。
(事業収入に該当する場合もあるが、それにはいくつか条件があります。)

図のように、副業で年間100万円の給与収入をもらっている場合を考えます。
この時、100万円から必要経費30万円を引いた額
つまり70万円が雑所得になります

なお、もしこの雑所得が年間20万円を超えたら、確定申告を行う必要がありますのでご注意ください。
(20万円以下なら、確定申告の必要はありません。)

必要経費とは「雑収入を得る過程で必要である設備や備品等に係る経費」のことです。
必要経費に含まれる例をいくつか挙げます

  • 書籍代(副業の際の勉強などに使用した本に関して)
  • PC代(文章執筆など、副業で使用した場合)
  • ブログ運営のサーバー代

などです。
なお注意が必要な事として、10万円以上のPCやタブレットを購入した場合は「減価償却」という特殊な計算方法を適用する必要があります。(本記事では割愛)
また、家賃や電気代、通信費も必要経費に含めて良いケースもありますが、特殊な計算方法が適用されるため、これも本記事では割愛します。

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総所得と課税所得

総所得とはその名の通り「全ての所得の合計」です。
総所得から、各種控除(基礎控除、年金、健康保険、医療費など)を引いた額を「課税所得」と言います。

これも、少し抽象的かも知れないので、具体例を交えて説明します。
以下の図をご覧ください。

図では、前のセクションで出した例を基に
会社からの給与所得 202万円 と 副業での雑所得 70万円を得た場合を考えます。

この場合、総所得は $$202万円(給与所得)+70万円(雑所得)=272万円(総所得)$$となります。

各種控除に含まれるものの例を紹介します
(今回はとりあえず、控除額を適当に94万円とします。)

  • 基礎控除
    例外なく全員に適用される控除です。
    控除額の算出方法は国税庁のホームページにありますが、ほとんどの人に48万円が適用されます。
  • 健康保険、年金
    健康保険や年金を支払った分だけ控除されます。
  • 医療費
    一定額以上の医療費を支払った場合に控除されます。
    医療費控除額の計算方法は
    総所得が200万円以下の人:支払った医療費 – 総所得の5%
    総所得が200万円以上の人:支払った医療費 – 10万円
    です。(マイナスになった場合は0円として扱われます)
  • 扶養控除
    お子さんや介護している親御さんなどがいれば、その人数に応じて控除されます。

などです。

そして、総所得272万円から控除額94万円を引いた178万円が課税所得です

所得課税額は以下のように計算されます。$$178万円(課税所得)\times 0.05(所得税率) = 8.9万円(所得税額)$$

所得税率も国税庁のホームページから確認できます。

なお、住民税を計算するときも同様に$$課税所得 \times 住民税率 = 住民税額$$で計算できます。

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まとめ

  • 収入と所得は別物なので注意
  • 会社から貰った収入は「給与収入」、副業で得た収入は大体「雑収入」(事業収入の場合もあり)
  • 総所得から各種控除を引いた「課税所得」から、課税額が算出される

参考書籍

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